今日も子どもたちが元気にはぴちるに帰ってきました。ランドセルを開きながら、「今日は算プだけ、ラッキー!」「今日の漢字、絶対時間かかるし!」など、子どもたちの本音がにぎやかに飛び交います。はぴちるでの生活は、宿題からスタートします。
はぴちるでは、宿題を大切なことととらえています。
宿題の大きな目的のひとつは、復習すなわち「反復学習」です。昨今の学校教育はカリキュラムの消化で精いっぱいの状況で、授業の進度が早く、駆け足で進みます。学校の授業では、反復学習の時間まで十分に設けられないのです。したがって、宿題によって基礎学力を定着させることがますます重要になっています。また、家庭で机に向かう習慣や、「家でも勉強するのが当たり前」という意識づけは、低学年のうちからしっかり身に着けたいところですね。
宿題の時間中、子どもたちは黙々と机に向かっています。とはいえ、子どもの集中力は15分持てば良いほうです。指導員は、子どもたちの集中力や意欲が高まるよう、問いかけや、足場かけ、励ましなどの言葉かけをして回ります。最初は集中することが難しい子も、少しずつ学習態度が身についていきます。
そうして宿題を終えた子は、宿題を指導員に提出して次の学習に進みます。指導員は、全員の宿題に目を通して一人ひとりの理解や学習態度についてチェックしています。つまずきが見られれば、丁寧に個別指導を行います。
このように、毎日出される宿題の「質」を地道に高めていくことで、学校授業での学習内容が定着するよう後押ししています。



