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バーチャル世界探検

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夏休みは、日常生活を脱するチャンスがたくさんです。お出かけに旅行と、いろいろな経験を子どもたちは喜び望んでいます。

小学生の6年間(児童期)は、生活圏や生活世界が広がる時期といえます。この時期に家庭・学校・地域の外に出る経験は、生活世界についての見聞を広げ、知的好奇心を育むことでしょう。私たちも、このはぴちるの狭い教室にずっと収まっているわけにはいきません。「Google Earth」を使って、さあ、バーチャル世界探検に出発です!

最初に我々探検隊は、南極点に降り立ちました。雪原に立てられたポールを各国の国旗が円形に囲んでいます。その中に「日本のもある!」と日の丸を見つけた隊員は大興奮です。「先生、今後は北極に行きたい!」という声を受けて行った北極点は、なんと一面の黒い海。もう一度人工衛星の高度に戻ってみて、なるほど、南極点と北極点の違いが分かった隊員たちでした。

続いて北半球、太平洋はハワイ島マウナケア山頂に降り立ちました。探検隊の前には群青色の天空と眼下には雲海が広がり、遠くに白い建物がいくつか並んで見えます。実は、それらが天文台で、なぜ太平洋の真ん中の不便な場所があるのか、隊員たちは興味津々でした。その後、グリーンランドの海岸、ニューヨークの自由の女神像、パリのエッフェル塔などにも行きました。

地理学習では、地図や地球儀だけでなく、「GoogleEarth」も有効なツールといえます。地図や地球儀は、主に国境線や国名、緯度・経度の関係など、主に「地球を人間がどのように使っているか」を学ぶことに適しています。一方、GoogleEarthは、大陸や海洋の地形、大気や雲の動きなどが立体的かつ色鮮やかに表示され、惑星としての地球の姿も学ぶことに適しています。何よりストリートビューとの連動で、世界中の土地に降り立つ疑似体験ができるのは新鮮です。探検中に、「先生、”世界”と”地球”は、何が違うのですか?」と質問した隊員がいました。勘のよい質問ですね!

あなたのご家庭でも、バーチャル世界探検に行ってみませんか。

※権利の関係上、写真は掲載していません。